じかんかせぎ

靴擦れをかばうようにして歩いてる

夕暮れ時 歩き疲れた 休んでいこう

 

公園の鳥に挨拶をしたり

二人でふらりと立ち寄るベンチに

腰かけて話をしよう

風に揺れる髪に触れてみたり

夕間暮れの空に手を伸ばしたり

時を忘れて肩寄せ合って

 

足が痛いのを言い訳にして

二人寄り添う じかんかせぎ

一緒に居たいとは恥ずかしくて

言葉に出来ず赤くなってた

 

下り坂を歩幅揃えて歩いてる

暗くなってく帰り道との顔

 

当然のように挨拶を交わし

一人で抜けてく改札前で

言いかけて躊躇うこと

時に揺れる心 どうしようもない

気まぐれなに期待してみたり

「もう少し一緒に居ようか」って

 

胸が痛いのはただ寂しくて

二人寄り添う じかんかせぎ

一緒に居たいなんて勇気出して

言葉にすれば赤くなってた

 

到底言えない告白を前に

密かに挫ける狂おしい

この想いどうすればいい?

揺れに揺れる決意 揺らぐ先に

刻々と迫る時刻と告白を

怖がる心奮い立たせて

 

と見たい将来を語って

二人寄り添う時間が好き

一緒に居たいのは今日だけじゃなくて

これからも隣りに居させて